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東京商工リサーチ 8月不動産業の倒産件数、2カ月ぶり減

 東京商工リサーチの調査によると、19年8月の不動産業倒産は20件(前年同月比35.4%減)で、2カ月ぶりに前年同期を下回った。地区別では、関西が8件(前年同月5件)、九州が4件(同1件)で、西日本での増加が目立った。ただ同社では、今回の集計対象となった不動産業者の関係者からは倒産要因として「数年前に事業を停止していた」「同業他社との競合の中でドロップアウト」などが挙がっており、「西日本での不動産市況が急激に悪化していると話す当事者は少ない」としている。