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9カ月連続でマイナス 首都圏8月の賃貸成約 全エリアでマイナス続く

 アットホームの調査によると、8月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万2646件で、前年比10.2%減となり、9カ月連続のマイナスとなった。全エリアでマイナスとなり、これは4カ月連続となっている。
 減少幅が低い埼玉県では、アパートがシングル向け・カップル向けの好調もあり、同11.6%増と2カ月連続のプラスとなっている。
 エリア別に見ると、東京23区は5776件で同13.9%減。東京都下は1012件で同10.0%減。神奈川県は3392件で同5.0%減。埼玉県は1206件で同0.6%減とほぼ横ばいながらマイナス。千葉県は1260件で同13.8%減。
 成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が105.3で前月比3カ月ぶりに上昇。中古は86.8で同4カ月ぶりの下落。アパートは新築(93.4)が同反転下落。中古(94.6)は同3カ月連続の下落となった。