三井不動産レジデンシャルは9月28日、「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」(埼玉県川口市本町4丁目9番地の一部)について、9月11日に都市計画決定の告示がされたことを発表した。JR川口駅東口から南に約400メートルに位置した約0.7ヘクタールの区域で、区域内には鋳物工場跡地を駐車場として利用している低未利用地や、老朽化した木造密集住宅、計画道路拡幅部分にまたがる旧耐震共同住宅などが混在。約220戸の住宅に加え、商業、業務施設のミクストユース型再開発を実施する。22年に着工、25年に竣工する予定だ。
避難広場の創出としては、誰もが利用できる約700平方メートルの広場を設け、かまどベンチやマンホールトイレなどの防災設備を設置。また、浸水などの災害時においては建築物の2階に設ける屋上庭園を開放し、地域住民の避難スペースとして提供する。
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