気候変動対策コンサルティングサービスを提供するWaara(東京都港区)は、グローバルにビジネス展開する企業向けに、海外拠点での再生可能エネルギーの戦略立案と導入の支援サービスの提供を2021年1月29日に開始した。この知見を有するスイス・サウスポール社との事業連携を通じ、顧客企業の「脱炭素」経営を支援する。
日本企業の二酸化炭素削減対策は国内だけでなく、再生エネルギーコストの安い海外活動拠点での削減対策も重要になっている。国際基準や各地域の法規制、優遇政策をふまえた戦略立案と目標設定を支援する。海外活動拠点の敷地や建物に発電設備を設置できる場合には再生可能エネルギー電力の調達コストの低減効果が高い自家消費型のオンサイト発電の導入を、また、海外拠点で電力会社から購入している電力に対し、環境価値をふまえたグリーン電力へのメニュー切り替えを支援する。