住友不動産が運営する「住友不動産御成門タワー」(東京都港区、18年5月竣工)がこのほど、20年度「港区みどりの街づくり賞」を受賞した。同賞は、優れた緑化計画を行い、その緑地を維持している区民や事業者の緑化施設を表彰し、地域緑化への協力に感謝を示すと共に、更なる民間緑化の発展を願って04年度に創設された。
同社は「住友不動産御成門タワー」の開発において、地区全体の緑被率を約35%確保することで芝公園と一体的な緑化空間を形成し、ヒートアイランド現象の緩和など環境にも配慮してきた。今回は、既存の緑地の存在を軸にしたみどりのネットワークや、芝公園との連続性・一体性を形成し、日比谷通りの緑の軸を強化した点などが評価された。
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