三井不動産は、「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」(東京都中央区八重洲二町目)の街区名称を「東京ミッドタウン八重洲」に決定した。「東京ミッドタウン」(港区赤坂)「東京ミッドタウン日比谷」(千代田区有楽町)に続く3施設目の「東京ミッドタウン」。22年8月末の竣工を予定している。
同再開発は、ポストコロナ時代を見据えた新時代のオフィスビルとして、首都圏の大規模オフィスとしては初の「完全タッチレスオフィス」を実現するなど様々な新型コロナウイルス感染症対策技術を実装。様々なロボットや5Gを活用し、オフィスビル内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。また、拠点型オフィス、サテライトオフィス、在宅勤務などの多様な働き方を実現させるとともに、健康支援など様々なソフトサービスを提供する。
入居テナントのニーズに応じて、グリーン電力を使用することが出来る「グリーン電力提供サービス」を導入しており、施設内の使用電力に、同社が保有・開発した全国5か所の太陽光発電所の環境価値を付加する初の事例となっている。
【八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業】
区域面積=約1.5ヘクタール
敷地面積=(A-1街区)1万2390平方メートル、(A-2街区)1043平方メートル、合計1万3433平方メートル
延べ床面積=(A-1街区)約28万3900平方メートル、(A-2街区)約5850平方メートル、合計約28万9750平方メートル
建物=(A-1街区)地上45階地下4階ペントハウス2階/約240メートル、(A-2街区)地上7階地下2階ペントハウス1階/約41メートル