住宅ローンテック企業のiYellの子会社「住宅ローンの窓口」(JLM)は6月4日、昨年6月1日のみずほ銀行との提携から21年6月2日の千葉銀行と提携に至るまでの1年間で新たに24社と提携したと発表した。
提携したのは、ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)、川崎信用金庫、北日本銀行、信金中央金庫、セゾンファンデックス、JAはだのなど銀行種別を問わない全国の金融機関。
提携により各金融機関は、JLMの提供する「住宅ローンプラットフォーム」で住宅事業者やエンドユーザーをマッチングすることで、iYellのサービス「いえーるダンドリ」を利用する提携住宅事業者や多数の提携メディアからの住宅購入や住宅ローン借り換え見込み客の情報提供を受けることができる。また、営業人員の雇用などの固定費用の削減も図ることができる。
同グループはこれまで、日本の住宅ローン市場の約30%をカバーする金融機関と提携しており、今後も提携先の拡大を進めていくとしている。