投資

不動産小口化商品事業「リマワル」を開始 プロスタイル

 プロポライフグループの子会社で不動産ディベロッパーのプロスタイル(東京都港区、親松聡社長)は6月28日、不動産特定共同事業法(不特法)に基づく不動産小口化商品事業「リマワル」を開始したと発表した。併せて、第1号案件として神奈川県横浜市の賃貸マンションの出資申し込みを開始した。
 プロスタイルは20年10月に不特法の許可を取得。今回は、同市のJR鶴見駅から徒歩10分の立地にある分譲賃貸マンションを小口化し、1口10万円(1人当たり最大5口)で40口を募集する。年間分配率は8%を予定。
 運用期間中は同社のグループ会社がマスターリース契約を締結し、配当の安定化を図る。また元本および分配金を確保するため、「優先劣後システム」を採用。出資総額の20%を同社が「劣後出資」として負担し、対象不動産の評価額が下落した際の負担が出資者への償還に影響しにくい商品設計とした。