国土交通省は6月30日、21年3月の不動産価格指数(住宅、季節調整値)を公表した。10年平均を100とした全国住宅総合指数は、前月比0.2%増の117.2となった。
内訳を見ると、住宅地については前月比2.1%減の100.0、戸建て住宅は同0.3%増の103.9、マンションは同0.6%増の160.0。
圏域別(三大都市圏)の総合指数を見ると、南関東圏は121.2(前月比0.2%増)、名古屋圏は110.6(同1.3%増)、京阪神圏は120.7(同0.7%減)。内訳では、住宅地は名古屋圏と京阪神圏で前月比プラスになったのに対し、戸建て住宅は京阪神圏でマイナス。マンションは名古屋圏と京阪神圏でマイナスとなっており、京阪神圏における価格指数の下落が見受けられる結果となった。