東京都によると、都内における9月分の新設住宅着工戸数は1万49戸だった。前年同月比では持ち家、貸家は増加したものの、分譲住宅が大きく減少し、全体では17.1%減と2カ月連続の減少となった。
戸数の内訳を見ると、持ち家は1527戸(前年同月比25.7%増)で10カ月連続の増加となった。貸家は5548戸(同15.7%増)で4カ月ぶりに増加に転じた。
分譲住宅は、全体では2933戸(同51.8%減)。このうち一戸建ては1474戸(同10.7%増)と2カ月連続で増加したが、マンションが1419戸(同70.0%減)で2カ月連続の減少となり、分譲全体でも前年同月比で2カ月連続の減少となった。