不動産サービス大手のジョーンズラングラサール(JLL)は11月25日、アジア太平洋地域のホテル投資額が2021年通年で70億ドル(前年比15%増)、22年は通年で90億ドルになると予測した。21年の実績を見ると、1~9月までの投資額は63.4億ドルだった。12カ国で127件の取引があったという。1室当たりの価格を見ると、36万9000ドルから30万3000ドルに低下したとする。地域別に投資額を見ると、中国、日本、オーストラリアが67%を占めた。9月末時点で中国は15.2億ドル、日本が14.8億ドル、オーストラリアが12.6億ドルだった。