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初の無人型住宅相談サービス店舗を大阪と奈良に開設 近鉄不動産

 近鉄不動産は12月10日、住宅に関する相談をオンラインで受け付ける無人店舗の「住まいと暮らしのぷらっとHOME SMART SPOT」を大阪府と奈良県で開設した。同社が無人店舗を開設するのは、今回が初めての試み。
 同社は近鉄沿線で、住宅相談の総合サービス施設として「住まいと暮らしのぷらっとHOME」を27店舗展開。今回は新たに、近鉄なんば線大阪難波駅(大阪府大阪市)と近鉄奈良線東生駒駅(奈良県生駒市)で、それぞれ駅に直結する無人店舗として「SMART SPOT」を設けた。
 両店舗では、新築分譲マンションや不動産仲介、リフォーム、新築戸建て、土地など、住宅に関する幅広い分野について、各部門の専門スタッフにオンラインで相談できるシステムを用意。またデジタルサイネージや備え付けのタブレットにより、同社の保有する不動産情報の検索やAIによる不動産査定、VRモデルルームの内覧なども行える。
 同社は今後も「非対面・非接触」サービスの拡充を進め、「SMART SPOT」の多拠点展開も検討していく方針を示している。