日本生命保険と積水ハウスは12月13日、福岡市中央区天神にある日本生命福岡ビルと福岡三栄ビルの建替計画の概要を発表した。
両ビルは既に取り壊し工事に着手しており、建て替えの敷地は両ビルの敷地を合わせ約3050平方メートル、建物の規模は地上18階・塔屋2階・地下2階、延べ床は約3万9300平方メートル。高さは約88メートル。竣工は25年3月を予定する。事務所や店舗が入居する計画だ。
ポストコロナを見据え、自然換気システム、非接触検温センサーを導入し、福岡市が進める「感染症対応シティ」に向けた取り組みを行う。外観は重厚で風格のある佇まいをイメージ。幅8メートルの歩行者用空間、壁面緑化を採用。カフェやベンチも設け、来街者やオフィスワーカーが楽しめる空間を創出する。
新ビルは魅力あるデザイン性に優れたビルに容積率緩和などのインセンティブを付与する「天神ビッグバンボーナス」の適用を受けている。
住まい・暮らし・文化