ビットキー(東京都中央区)は、同社が提供する「workhub」のサードプレイス向けオールインワン管理システムが、東急不動産の提案する新しい働き方「GREEN WORK STYLE」に採用された。就業者がコワーキングやフレキシブルオフィスなど複数の施設を利用する場合、それぞれに会員登録や空席検索、予約の手間があった。一方、それらの就業者が在席する企業も、それぞれの施設から支払い請求書が届き、経理処理に負担があった。これらの課題をビットキーの提供サービスで解消する。
これまでの、施設ごとに「部分最適化」していた管理運用システムを今回、複数施設で「全体最適化」させた。施設運営管理者側の利用会員登録の管理や請求書の発送まで、一連の手続きをシステム上で一気通貫にさせた。利用者は、東急不動産が保有するフレキシブルオフィスや会員制シェアオフィスなどの複数ブランドの施設について、エリアや目的に応じて横断的に空席検索や予約、更には、利用後の支払い(請求)までを一元的にできる。過去に登録した自身のICカードや顔情報などを使って、ほかの複数の施設も解錠して利用できる。