マンション・開発・経営

東急不、米国カリフォルニアで賃貸住宅を取得

 東急不動産は、現地子会社を通じて、米国カリフォルニア州ベイエリア都市圏のカストロバレー地区にある108戸の賃貸住宅を取得した。同物件は1963年に竣工した木造2階建て、5棟の集合住宅。取得後にキッチンをはじめとした専有部に加え、共用部の内外装にリノベーションを行い、物件価値向上を図る。

 同物件は米国カリフォルニア州ベイエリア都市圏のサンフランシスコまたはオークランドといった主要就業・商業地域への交通利便性が高い地区に所在し、近隣のみならず広域に勤務するDINKS層およびファミリー層の底堅い賃貸需要を見込んでいる。

 同社は、12年にロサンゼルス・ニューヨークを拠点として米国全土で賃貸住宅やオフィス事業に参画。同物件を含め、計15物件の賃貸住宅、2件のオフィス・その他の事業による約40万平方メートルの賃貸資産を保有している。今後も米国内での不動産事業を積極的に進めていく方針だ。