政策

渋谷区が宅配ボックスで民間企業と実証実験

 東京都渋谷区は、経年マンションを対象に宅配ボックス・大型郵便対応ポストの設置に伴う実証実験を3月から開始する。宅配ボックス事業のナスタ(東京都港区、笹川順平社長)と協働で行う。経年が進んだマンションは、設備の陳腐化が進んでいる。コロナ禍で宅配物の非接触受取ニーズが高まっていることで経年マンションの課題解消につなげる。参加するマンションは総戸数50戸以下で1983年12月31日以前に建てられたもの。今年7月末まで実証実験を行い、8月に事後アンケートを実施して効果を検証する。