ギガプライズ(東京都渋谷区)は、今後の社会のデジタル化への寄与が見込まれる次世代規格となる通信・給電の融合技術「Single Pair Ethernet」(SPE、シングル・ペア・イーサネット) の普及を推進するコンソーシアム「Single Pair Ethernet Consortium」(SPEC)に加入した。SPEをスマートシステムの基盤技術として、街やビル、住宅、工場などで利用できるようにし、持続可能な世界の実現に貢献する。
同社は、「SPE」の技術を用いた集合住宅向けインターネット接続サービス「SPES」の提供を2020年に始めている。既存の電話線を使うことで既存の物件でもスムーズに導入できるため、不動産管理会社やハウスメーカーなどに提供先を伸ばしている。今回、推進団体SPECにサポーター会員として加入したことで、一層のSPEの標準化・普及に向けて協力して取り組んでいく。