リストデベロップメント(横浜市中区、北見尚之社長)とリノベーション分譲事業を手掛けるリビタ(東京都目黒区、川島純一社長)は7月27日、共同で新築シェアオフィス開発に着手したと発表した。リビタは「暮らしを自由にする」ことをコンセプトとしたシェアオフィス「12(ジュウニ)」を2018年から展開しているが、働き方改革で今後もシェアオフィス需要は高い状況が続くと想定。同社での新築のシェアオフィス開発は初めて。
JR山手線の秋葉原駅から徒歩5分の場所に開発する。オフィス内にはリビング、キッチン、イベントスペースなどの住まいの機能の一部を導入し、「12KANDA」として2023年11月に竣工させて24年1月の開業を予定する。地上10階地下1階建て延べ1944平方メートル。2階~10階にシェアオフィス、1階には飲食店を誘致予定。地下階にはキッチン・スペースなどを設けて、多様な人たちが出会えるようにする。同プロジェクトでは、新宿駅新南エリア一帯(コンコース・駅前広場・商業施設「NEWoMan」)のデザインなどで知られるシナト(sinato)がデザインを担当する。