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野村不、長谷工 北小金駅南口東地区再開発が都市計画決定

 北小金駅南口東地区市街地再開発準備組合と、「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」に事業協力者として参画している野村不動産、長谷工コーポレーションは、9月27日付で松戸市によって都市計画決定の告示がなされた。同事業は、隣接する北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業(施行済み)と連続性のある開発であり、松戸市の一事例目となる組合施行型市街地再開発事業であることが特徴。また、まちの憩いの場となる公共空間(広場約1000㎡)の整備や「松戸市立地適正化計画~魅力あふれる松戸の未来~」に基づく地方創生、コンパクトシティ化を図る。住宅(約300戸)、商業、駐車場などを整備する計画で、25~26年度の着工を見込む。

 同地区は、JR常磐線「北小金駅(千葉県松戸市)」の南口、1994年2月に竣工した北小金駅南口地区第一市街地再開発事業の東側に位置する約0.9ヘクタールの区域。江戸時代の頃から水戸街道の宿場町として栄えた「小金宿」に位置し、駅周辺は東漸寺や本土寺をはじめとする神社や寺院などの「文化・歴史的資源」が数多く分布するエリアとなっている。

(図版)国土地理院発行の地理院地図(電子国土Web)を一部加工したものを使用