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大和ハ、青梅にMT型物流施設着工

 大和ハウス工業は9月13日、東京都青梅市に大型マルチテナント型物流施設「DPL青梅」を着工した。
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)「青梅IC」から約1.5キロ(車で約5分)、関越自動車道「鶴ヶ島JCT」から約21キロkm(車で約20分)、中央自動車道「八王子JCT」まで約22km(車で約20分)に位置する敷地5万8006.07平方メートルに、延べ13万7708.78平方メートルの5階建てを建設する。約1区画約7500平方メートル~。最大10社が入居でき、各区画への事務所設置のほか、テナント企業の多様なニーズにも対応可能な仕様とする。
 首都圏全域のほか、東海地方や甲信越地方などへの配送拠点としてのニーズを見込む。JR青梅線小作駅からバスで約8分と、公共交通機関を利用したアクセスも可能な職住近接の立地であることから、従業員約760人の雇用を想定し、普通乗用車約380台分の駐車場、バイク約55台分、自転車約150台分の駐輪場を用意する。また、ラウンジや保育施設などの共用施設を設けることで、従業員が働きやすい環境の整備を図る。
各フロアには直接アクセスが可能なダブルランプウェイや1フロアにつき50台分のトラックバースを採用するなど、効率的な物流オペレーションを図るとともに、免震システムを導入することで、荷物や設備へのダメージを最小限に抑えるとともに、上層階の荷崩れの防止や、短時間での事業再開を図る。
 竣工は24年4月30日、入居開始は翌5月1日を予定。