総合

AIとテクノロジーを生かす「契約レビュー」の普及で新団体を設立

 AI(人工知能)や最新テクノロジー技術を生かした契約レビュー(内容のチェック)業務に関して、法曹界や企業法務業界でその活用を促す一般社団法人AI・契約レビューテクノロジー協会(東京都江東区)が設立された。代表理事は、桃尾・松尾・難波法律事務所パートナー弁護士の松尾剛行氏が務める。今回、松尾剛行氏、リセ(東京都中央区)、GVA TECH(東京都渋谷区)、MNTSQ(東京都中央区)、LegalForce(東京都江東区)を発起人に同協会を設立した。
 法律や契約の分野でも最新テクノロジー技術の活用が進展し、契約書をデジタル化する「電子契約」のほか、AIを活用して内容をチェックする「契約書レビュー」などの先進的な領域に広がっている。同協会ではこれらを背景として、契約レビュー業務に関するAIや最新テクノロジーの認知度や信頼性の向上、法制度を含めた環境整備、国内外のリーガルテック企業との交流などを行っていく。