東急不動産は、米国ニューヨーク・マンハッタンにおいて事業参画していたオフィス・店舗ビル「425パーク・アベニュー」を開業した。米国時間10月26日に「425パーク・アベニュー」のオープニングセレモニーを開催。パートナーのL&L Holdings社からDavid Levinson氏とRobert Lapidus氏、 BentallGreenOak社からJonathan Epstein氏、設計会社のFoster + Partners社からNorman Foster卿、同社の岡田正志社長が参加した。
「425パーク・アベニュー」は、45階建ての高層オフィス・店舗ビル。同物件が所在するプラザ地区は、セントラルパークに近接し、高級ホテルや世界的企業の本社が集積するマンハッタン有数のオフィスエリアとなっている。リーシング状況は、世界有数のヘッジファンドであるCitadel社が20フロア・全体の約6割を賃借し、他にも資産運用会社、プライベートエクイティファンドなどが入居。全体の約85%の賃貸借契約が完了した。
同社は12年に現地子会社を設立し、ロサンゼルス・ニューヨークを拠点として米国全土で計20件・4543戸の賃貸住宅、計2件・約7万平方メートルのオフィス賃貸事業 に参画している。同社は、今後も米国内での投資を積極的に進めていく方針だ。