貸し会議室大手のティーケーピー(東京都新宿区、河野貴輝社長)は12月1日、福岡県福岡市で直営宿泊施設「TKPサンライフホテル」を開業する。同社として初めての独自ブランドによるビジネスホテルとなる。
同宿泊施設は福岡市地下鉄博多駅に直結し、JR博多駅からは徒歩2分の立地。同社は元々、「サンライフホテル」3号館で貸し会議室「TKPガーデンシティ博多筑紫口前」を運営。今回は、同ホテルを運営するエフ・ジェイホテルズから同ホテルの2号館と3号館を引き継ぐ形で、新たに「TKPサンライフホテル」として開業することとした。
新ホテルの客室数は、2号館が205室、3号館が105室で計310室。宿泊者専用ラウンジにコワーキングスペースとしての機能を持たせるほか、TKPがこれまでフレキシブルオフィス事業で培った経験を生かし、客室においてもビジネス利用者向けの設備等を提供する。ビジネス仕様の椅子や、PCとミラーリングできるテレビなどを導入し、オンラインミーティングに必要な備品の貸し出しも行うなど、サービスを順次拡大していく予定だ。
(写真)「TKPサンライフホテル」外観
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