マンション・開発・経営

NTT都市、豪州ブリスベンのオフィス取得

 NTT都市開発は、現地子会社を通じて、豪州ブリスベンのオフィスビル「53 Albert Street」の持分50%を取得した。今回の取得により、豪州では、メルボルン、キャンベラに次ぐ、3都市目の進出。同物件はブリスベンの中心地の中でも「Government Precinct」と呼ばれる街区に位置し、現在、州政府機関を中心に入居している。商業施設や大規模な公園に近接し、良好な環境およびアメニティを有するほか、ブリスベン中心地を南北に貫くCross River Railの地下鉄新駅や統合リゾート施設「Queen’s Wharf」の開業が予定されるなど、大規模なインフラ整備が進んでいる。

 同物件は、09年に竣工。地上24階建て、貸付面積1万9059㎡で、オフィス、商業施設が入居する。ブリスベンはシドニー、メルボルンに次ぐ豪州第三の都市であり、2032年夏季オリンピック・パラリンピックの開催が決定するなど、今後一層の経済成長が見込まれている。