スタイルアクトは11月28日、22年関東版「売主別中古マンション価格の値上がり率ランキング」を発表した。
ランキング1位は「リビオ」ブランドのマンションを供給する日鉄興和不動産で、関東圏における同調査で7年連続の首位となった。同社は調査結果について、「首都圏でも特に都区部や政令指定都市など人気の高いエリアを中心に、幅広いニーズに対応した商品企画の物件を供給していること」などを要因に挙げている。
2位は三井不動産レジデンシャルで、特に都心部の物件や「パークタワー」シリーズなど大規模タワーの価格上昇が大きく寄与。3位の三菱地所レジデンスは、「ザ・パークハウス」シリーズをはじめ「幅広い世帯のニーズに沿った高品質な物件を供給しており、2位(の三井不レジ)と同じく資産性、入居後の満足度も高い傾向にあった」(同社)としている。
同調査は、08年以降に竣工した首都圏の新築分譲マンションを対象に、各住戸の新築分譲時の価格と、21年10月~22年6月の間に中古マンションとして売り出された価格を比較。その価格上昇率に対して、経過年数に応じた除算処理を施して「年間当たりの値上がり率」を算出し、ランキングしている。対象は、関東圏で30棟以上の供給サンプルのあるディベロッパー。
(写真)関東圏・売主別中古マンション値上がり率のランキング(1~10位)
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