三菱地所は、オーストラリア・シドニーで参画していたオフィスビル開発「180 George Street(別名Salesforce Tower)」がこのほど竣工し、街区稼働を開始した。「180 George Street」の足元には広場や商業施設の整備を進めており、2023年度に向けて順次開業の予定。
「180 George Street」は、高さ約263メートルとシドニーで最も高いプレミアムグレードのオフィスビル。足元には商業施設や約965㎡の広場を擁し、延べ床面積6万210㎡超の大規模開発事業「Sydney Place」の計画の一部となる。
同物件が位置するC ircular Quayエリアは、グローバル企業が集積するだけではなく、 オペラハウスやハーバーブリッジなど の観光名所に加え、海の玄関口であるフェリーターミナルや、 美術館等の文化施設 も所在しており、ビジネスや文化なが融合する希少性の高い立地。現在、同エリアでは、三菱地所などがスーパーラグジュアリー住宅・五つ星ホテルの複合開発プロジェクト「One Circular Quay」(2027 年度竣工予定)を推進しており、エリア一体での開発による回遊性向上や更なる活性化が見込まれている。