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健美家 22年不動産投資を表す漢字1位は「耐」に

 不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家(東京都千代田区、倉内敬一社長)は12月12日、「今年の不動産投資を表す漢字2022」アンケート調査を発表した。インターネットで行った。応募は1人1文字まで。有効回答数は117だった。

 それによれば、第1位は「耐」だった。昨年の3位からトップになった。の2位は「売」となり、昨年のランク外からの大幅上昇となった。3位は「動」(昨年6位)、4位は「騰」(同2位)という結果となった。
「耐」を上げた理由は、「コロナ、物価および不動産価格の高値が続き、難しい市況に耐える」や「物件高止まりで融資付きづらい1年」、「円安ドル高の影響で建築資材が高騰し、耐える日が続いている」、「土地や資材の高騰で前にも進めない、コロナ融資の返済も大変。耐えて残債が減るのを待つ」などが市況により動きを控えたコメントが多く挙がった。

 2位の「売」は高値で売りやすいなど売り時との理由が多く、3位の「動」は、行動制限なく動けるようになったことを反映している。