FANTAS technology(東京都渋谷区)は、茨城県つくば市(五十嵐立青市長)と「空き家等の利活用の推移と地方創生に係る連携協定」を締結した。同社が取り組みを推進しており、また、国土交通省のモデル事業にも採択されている「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を通じて、同市内の空き家の利活用を促進する。これに合わせ、中古不動産の流通の活発化で地方創生にもつなげる。
連携では、同市が調査対象の候補となる空き家を選定し、所有者の同意を得られた当該物件を現地調査する。資産価値のほか、将来的な賃貸化や観光施設への転換などの利活用策などをレポートにまとめて提示する。その際、同社が運営している空き家プラットフォーム「FANTAS repro」を活用し、流通実績や施工事例などのデータで算出した結果に基づき、資産価値などを算出する。
