総合

建設現場の「ローカル5G」実験着手 NTT、安藤ハザマ

 東日本電信電話・東京事業部(NTT東日本、東京都港区)、安藤・間(安藤ハザマ、東京都港区)、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム(NTTBP、東京都千代田区)の3社は、建設現場での最適で高速・広帯域な無線環境を実現するため、「ローカル5G」を活用した共同実験に本格的に着手した。実験期間は2023年3月まで。

 安藤ハザマが施工中の大規模掘削工事現場を活用して実証し、無線環境を構築する。その上で、安藤ハザマがすでに活用している施工管理アプリケーションの動作確認を行う。これに加えて、遠隔地から高精細な4K画像を介して現場の状況を確認できるアプリケーションを新たに用意し、その稼働を確認する。可搬型のローカル5G基地局を構築することで、当該の建設現場の工期終了後に、ほかの建設現場や、ほかの建設会社でも使えるようにする。