カシワバラ・コーポレーションが実施した「冬の住まいの悩みに関する実態調査」によると、冬の住まいの悩みの1位は「光熱費が高い」(43.2%)、2位は「室内が寒い」(32.2%)となった。また。築年数別に見ると、築年数3年未満の住宅所有者の67.7%が「冬の住まいに悩みあり」と回答したのに対し、築40年以上の場合、これが81.1%に上がり、築年数が長いほど悩みがあることが分かった。
また、省エネリフォーム経験のない523人のうち、約半数となる45.1%が「近年の光熱費高騰で省エネリフォームの関心が高まった」と回答した。他方、省エネリフォーム経験者(77人)のうち83.1%は家計への節約効果を実感していることが分かった。
マンションなどの集合住宅に居住する268人を対象に、マンション住まいでも省エネリフォームができることを知っているか質問したところ、「知らなかった」が76.5%を占め、十分に認知されていないことが分かった。
同調査は22年12月10日〜11日、20〜60代の男女600人を対象にインターネットで実施された。