森ビルは1月24日、参加組合員として参画し、虎ノ門一・二丁目地区市街地再開発組合が推進する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」(東京都港区虎ノ門)が今秋開業することを発表した。同タワーは、地上49階・地下4階建て、高さ約266メートル、多用途複合の超高層タワー。同タワーの完成により「虎ノ門ヒルズ」の整備が完了する。
「ステーションタワー」は、国際水準のオフィス、地下鉄駅前広場と一体となった商業施設、東京初進出のホテルなどに加え、建物最上部には、ホール、ギャラリー、プール、レストランなどを有する拠点「TOKYO NODE」を開設。ビジネス、アート、テクノロジーなど、領域を超えて新しい価値や体験、情報を発信する。
駅と街の一体的な開発によって「交通結節機能」を強化。東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と街の一体的な開発によって、開放的な地下鉄駅前広場を創出し、桜田通り上には「虎ノ門ヒルズ 森タワー」のオーバル広場へと接続する、幅員20メートルの大規模歩行者デッキを整備する。
地上・地下・デッキレベルの重層的な交通ネットワークを強化・拡充することによって、「虎ノ門ヒルズ」の交通結節機能を大幅に強化し、エリア全体の回遊性の向上と賑わいの創出に貢献する。