TOTOは、第18回「TOTO水環境基金」の新たな助成先の13団体(国内7団体、海外6団体13団体)を決定した。これにより23年度は、既に活動中の7団体と併せて20団体を支援。同基金は05年に設立以来、活動の持続性や地域性を基準に、水に関わる環境活動に取り組む団体を助成しており、今回の助成で、これまで国内42都道府県、海外17カ国の延べ305団体に累計4億4389万円を助成する。
今回決定した助成団体は次のとおり▽庄内自然博物園構想推進協議会「市民参加型の湿地資源の活用と循環による持続的な湿地再生と地域文化の継続の検討」(山形県)▽小泉ユニバーサルビーチユニット「水環境を整え自然界を保全していくまちづくり―海・山・川・ビオトープがある町―」(宮城県)▽NPO法人さざなみ「習志野の海を守る会『とりもどせ!ぼくたちの海』」(千葉県)▽NPO法人エバーラスティング・ネイチャー「絶滅危惧種であるウミガメ類の海洋ゴミ誤食調査と普及啓発イベント」(神奈川県)▽(公財)水島地域環境再生財団「瀬戸内海の守り人"海ボウズ "育成プロジェクト」(岡山県)▽NPO法人おおいた環境保全フォーラム「豊かな水環境を目指す別府湾エココーストプロジェクト」(大分県)▽NPO法人エー・ビー・シー野外教育センター「子どもたちのウエス 作りが別府市の水環境を変えていく!」(同)▽(公社)アジア協会アジア友の会「住民主体のごみ管理クリーンでグリーンな地域・学校―水環境のために」(フィリピン)▽NPO法人ウォーターエイドジャパン「インド ビハール州における水・衛生プロジェクト」(インド)▽NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構「教えて!『トイレにまつわる保健と衛生について』」(エチオピア)▽NPO法人道普請人「泉の保護、植林を通じた強靭なコミュニティ整備」(ウガンダ)▽NPO法人コンフロントワールド「ウガンダでの家庭用トイレ建設、貯水タンク建設、石鹸生産」(同)▽(一社)モザンビークのいのちをつなぐ会「モザンビーク共和国・紛争避難施設の水環境整備活動」(モザンビーク)