東急不動産は、現地子会社を通じて、タイ大手企業の合弁会社が開発を進める物流施設開発事業「アルファレムチャバン プロジェクト」(敷地面積約9万平米、賃貸面積約4万9000平米の予定)に参画する。同社のタイ物流施設開発事業は計3件、タイ事業参画は計8物件。着工は2月の予定で、竣工・引渡は24年10月を予定している。
同物件は、タイ最大の湾岸工業地帯を構成するチョンブリ県における物流施設 開発案件。東南アジアでも有数の大型港であるレムチャバン港に近接し、 製造業をはじめ幅広い産業における保管や積み替えニーズを背景とした、倉庫需要の旺盛なエリアとなっている。
施設計画については、平屋建て倉庫6棟からなるマルチ型物流施設で、現在、タイにおいては海外からの人の流入が復調の兆しを見せており、同社はアフターコロナにおいて人の流れや経済が活性化すれば、タイ物流マーケットの更なる成長につながると見ている。