プレハブ建築協会(堀内容介会長=積水ハウス副会長)は3月1日、22年度「信頼される住まいづくり」に関するアンケート調査の結果を発表した。同協会会員のプレハブ住宅メーカー9社でマイホームを新築し、21年に入居した200人を対象に、アンケートを郵送し、607人の有効回答を得た(回収率50・6%)。
メーカーの選定理由(3つ選択)では、「安心できる会社だった」が63%(前年比2㌽減)、「品質・性能が優れていた」が63% (同4㌽増)、「営業担当者の説明に納得できた」が48%(前年と同㌽)と、上位を占めた。
住宅に対する満足度は、「とても満足」が41%(同2㌽増)、「満足」が42%(同1㌽増)と、83%が満足していた。
営業担当者に対する満足度評価では、総合評価で「とても満足」「満足」の合計が87%(同3㌽増)前回より評価が上昇した。項目別での「とても満足」「満足」の合計は、「人柄・営業態度」では90%(同3㌽増)に上った。一方、「住まいづくりに関する知識」では81%(前年と同㌽)、「説明やアドバイス」は80%(同2㌽増)にとどまった。
段階毎の対応では、契約段階では88%(同4㌽増)に対し、設計段階では83%(同2㌽増)、工事段階では80%(同1㌽増)、入居後は74%(同3㌽増)と、徐々に評価が低 下する傾向が見られた。
更に、営業担当者の「役に立ったアドバイス」(複数回答)で上位を占めたのは、「商品の特徴」(71%)、「間取り等のプラン内容」(57%)、「資金やローン」(49%)だった。一方、「もう少し欲しかったアドバイス」(複数回答)では、「間取り等のプラン内容」(14%)、「住まいに関する税金」(12%)、「使い勝手」(12パ%)が多かったものの、「特になし」が48%に上った。
営業担当者に期待すること(3つ選択)では、「迅速に対応してくれる」(59%)、「報告・連絡・相談を密にしてくれる」(51%)、「分かりやすく説明してくれる」(48%)が上位を占めた。