日本GLPは4月6日、物流施設「GLP栗東湖南」(滋賀県湖南市)を竣工した。家庭用品・生活雑貨を取り扱う専門商社であるクラスアップ(滋賀県栗東市)、大阪運輸倉庫、近鉄ロジスティクス・システムズが入居し、竣工前に満床となった。クラスアップは「GLP野洲」(滋賀県野洲市)に続いて2物件目の入居となり、荷物の保管を主として同物件を活用する予定。
「GLP栗東湖南」は、総延べ床面積4万2413.35㎡、地上4階建てで、小規模なスペースニーズにも柔軟に対応できるマルチテナント型施設。同物件は名神高速道路「栗東湖南IC」から約4キロと交通アクセスの優位性もあり、名阪の中間地として広域配送に好立地となっている。
滋賀県は、工場や製造系の企業が多く工業集積地として荷物量が今後も増加し、先進的物流施設への潜在需要が見込めるエリア。また住宅街に近接していることから人材確保の点でも優位性があり、同社は今後賃貸物流マーケットが大きく伸長していく地域と考えている。