国土交通省は、「マンションストック長寿命化等モデル事業」について、23年度(第1回)のモデル事業として4件を採択した。今回の募集では14件の応募があり、専門家で構成する評価委員会の評価結果を踏まえ、工事支援型のうち改修工事3件、建替え工事1件を採択した。
採択された改修工事支援のうち「ベル・パークシティ画地ⅡJ棟」は、築約35年、地上36階(328戸)の超高層マンション。建装工業関西支店が仮設工事の工夫によるコスト削減、居住者負担低減を実現する給排水管改修工事を提案し、工事中の居住者負担の低減や工事を契機としたマンションコミュニティ向上に係る取り組みなども評価された。