ウィルグループで、建設業界に特化した人材サービスを展開するウィルオブ・コンストラクション(東京都新宿区)は、建設現場で就業する全国の10代から30代の女性社員131人を対象として、2023年7月から8月にかけ、オンラインアンケート形式で実施した「建設現場で働く女性社員のメイクヘアセット・日焼け対策に関する調査」(https://willof-construction.co.jp/)
同調査結果によると、回答者の7割以上が「メイク崩れ」に悩みを抱えており、「ヘルメット前提」でヘアセットをしている。また、日焼け対策では、塗り直ししやすいスプレータイプを活用している。
建設現場で働く上で、メイクで工夫している点を聞くと、半数近くが「必要最低限のメイクで済ませる」と回答し、ナチュラルメイクを心がけている回答者が多い。
建設現場で特有の悩みとして、「ヘルメットを被るので、ヘアセットしても崩れてしまう」と、6割強が回答している。その対策の工夫として、「(ヘルメットを被りやすいように)ローポニーで結ぶ」と半数近くが回答している。
建設業界の人手不足は深刻化しているものの、建設技術者として就職した大学新卒者は増加傾向にあり、女性社員数も増えていると同社は指摘している。女性社員に配慮した建設現場の職場づくりも今後は大切になっていきそうだ。