区分所有オフィスを主軸に資産形成コンサルティングを行うボルテックス(東京都千代田区)は9月26日、ファンズ(東京都渋谷区)が運営する貸付ファンドのオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」を通じて、一般事業資金を調達したと発表した。今回の募集金額は2億円で、募集開始より早期に満額成立した。
同社は8月にエイチとの資本業務提携を締結し、「VORT AI assist」を共同リリースした。入居テナントに、AI技術を用いた問合せ対応や経費精算、出張・会議室・ワークペースの手配などをワンストップで完了する業務効率改善サービスを提供し、より快適なオフィス体験を届けていく方針。 今回の資金は、こうしたサービス開発を推進するための一般事業資金として活用する。
調達のスキームとしては、Fundsを運営するファンズ社の100%子会社であるファンズ・レンディング社がファンドの組成企業となり、ボルテックスとファンズ・レンディング社の間で金銭消費貸借契約を締結し、資金調達した。