三井不動産は、東京消防庁と締結した「消防隊及び自衛消防隊等の実戦的訓練実施に関する協定」に基づく初の連携訓練を実施した。10月2日~31日までの約1か月間、同社が東京・日本橋にある解体予定建物3棟を提供し、東京消防庁や地元町会などと官民連携で実施。解体予定建物を活用した訓練には、同社、三井不動産ファシリティーズのビル管理スタッフ、東京消防庁、地域の消防団・町会・事業所、中央警察署など延べ700人が参加した。稼働中の建物では実施できない、火災発生時の要救助者の救出訓練、エンジンカッターでの扉破壊訓練などを行った。