マンション・開発・経営

野村不、英国ロンドンで2件目のオフィス開発

 野村不動産は、11月に英国ロンドンにおいてM&G Real Estate Ltd.との共同事業として、オフィス開発事業「The Fitzrovia(ザ・フィッツロヴィア)」に参画した。同事業は、2021年のオフィス開発事業「127 チャリング・クロス・ロード」に続く、ロンドン・ウエストエンド地区での2事業目。近年英国で高まる環境性能への需要に応えるべく、環境評価指標のうち、EPCランクA(最高ランク)、BREEAM Outstanding(最高ランク)の取得を見込んでいる。

 同プロジェクトはロンドン中心部のウエストエンド、フィッツロヴィアエリアのトッテナム・コート・ロード駅付近に位置。周辺には、多くのオフィスワーカーや観光客が集まり、物販店舗や飲食店などの商業施設が集積する。22年にロンドン中心部の東西を結ぶ地下鉄新線・新駅が開業したことで交通利便性が向上しているほか、周辺を含む駅周辺では再開発が行われている。