マンション・開発・経営

地所、インドネシア・バリ島でアウトレットモール 総事業費145億円

 三菱地所は、インドネシア・バリ島で複合型リゾート開発を手掛ける現地企業と共同で、ラグジュアリーアウトレットモール事業「(仮称)The Grand Outlet - Kura Kura Bali」を2024年に着工する。総事業費約145億円。敷地面積約4万7000平方メートルに、地上3階地下1階の建物を建設する。入居する約150店舗(店舗面積約2万9000平方メートル)は、インターナショナルブランドからローカルブランドまでを取りそろえる。同事業はジャカルタで 2023年1月に開業した「TheGrand Outlet - East Jakarta」に続くインドネシアの第2弾で、開業は26年春頃の予定だ。なお、デザインアーキテクトは三菱地所設計が担当した。

 「(仮称)The Grand Outlet -Kura Kura Bali」は、インドネシアの著名な観光地でもあるバリ島、バリ・ングラ・ライ国際空港から車で約15分のスランガン島内の複合型リゾート開発エリア「クラクラ・バリ」内に立地。同エリアは観光分野での経済特区エリアとして承認され、マリーナ建設とリゾート開発で、今後30年間に104.4兆ルピア(約950億円)の投資と約10万人の雇用創出を目指すエリアとして注目されている。