政策

ケイアイスター 山形のビルダーを連結子会社化

 ケイアイスター不動産は4月1日、山形県で注文住宅を手掛ける新山形ホームテック(山形県新庄市、矢口雅彦社長)の株式の過半数を取得、同社を連結子会社化した。これにより、グループの出店エリアは首都圏を中心に1都2府21県(山形、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、岐阜、静岡、愛知、京都、滋賀、大阪、兵庫、岡山、広島、福岡、佐賀、熊本、大分、鹿児島)となった。

 新山形ホームテックとケイアイスター不動産は、今年1月にグループ参画を決定、同社と株式譲渡契約を締結した。同社の連結子会社化によって、注文住宅事業への本格的な事業展開に向け、仕組みやノウハウなどの経営資源の融合を通じ、両社の更なる企業価値向上や、グループの成長戦略の加速を見込む。

 新山形ホームテックは2008年に創業以来、主力の新築注文住宅事業のほか、戸建て分譲事業や、リノベーション事業などを展開。23年度上半期の着工棟数ランキングは、山形県内のビルダーでは3位だった。