東京カンテイによると、4月の首都圏新築戸建て住宅の平均価格は前月比2.5%プラスの4540万円と連続上昇した。
都県別では東京都が2.2%マイナスの5401万円と反転下落。神奈川県は0.7%プラスの4857万円と連続の上昇。千葉県は2.4%プラスの3695万円と3カ月連続下落から上昇に転じた。埼玉県は1.1%プラスの3789万円と反転上昇した。4月は東京都のみ下落したが、千葉県と埼玉県がそれぞれ連続下落から上昇に転じたことで、首都圏全体では上昇率が拡大し、前年同月比もプラスとなった。
主要都市を見ると、東京23区は前月比1.9%マイナスの8858万円と反転下落した。都下は0.4%プラスの4818万円と連続の上昇。横浜市は1.7%プラスの5727万円と反転上昇。川崎市は2.1%プラスの5921万円と4カ月連続で上昇した。東京23区は前月が9000万円を超える高い水準であったため、4月は前月比下落となった。
