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コスモスイニシア、環境配慮を促す仕掛け、日暮里で分譲65戸

 コスモスイニシアはこのほど、新築分譲マンション「イニシア日暮里」(東京都荒川区、全65戸)の第2期1次の販売を始めた。同物件は「ZEH Oriented1」を取得し、人に地球にやさしい住まいを目指す。

 建物の設備・仕様や認証の取得に加えて、将来にわたって「持続」を可能にするよう環境配慮を促す「仕掛け」や「間取り」を採用したという。例えば、一般的に、暗く好まれない場所であるゴミ置き場を、“ごみの居場所”を明示して楽しくリサイクルするデザインとした。

 また、長期修繕計画については、約12年周期の一般的な大規模修繕を基本としながら、屋上防水やシーリングなどの一部を高耐久仕様とすることで、18年周期の大規模修繕サイクルを実現しした。修繕周期を長期化することで廃棄物の削減だけでなく、修繕費用の削減にも貢献した。そのほか、電力の再生エネルギー化に備え、駐車場に「電気自動車用充電コンセント」を設置する。

 建物はJR日暮里駅から徒歩4分、地上14階建て。間取りは1LDk~3LDK(50~66平方メートル)。24年7月に竣工する予定だ。