アンドパッド(東京都千代田区)は、野帳や施工記録に活用できる新たなプロダクト『ANDPAD 3Dスキャン』の提供を5月27日に始めた。従来の竣工図作成作業と比べて5割以上の工数削減が可能になるという。
都市ガス導管の維持管理業務の更なる効率化に向け、東邦ガスネットワーク(名古屋市熱田区)との共同プロジェクトで開発した。ガス管の竣工図の作成をデジタル技術で効率化する。従来は工事作業者がガス管の埋設や延長などを計測・記録した上で、事務所で竣工図を作成していた。
今回の開発機能では、埋設ガス管を3Dデータ化し、クラウド上で計測する。周辺環境の確認や3D上でメモも登録できる。図面作成の簡易化や測量・施工報告書作成の省略、寸法確認のヒアリングや差戻し作業などを削減できる。