不動産テックサービスを提供するワンノブアカインド(東京都港区)は、同社で運営するマンション情報サイト「マンションレビュー」で保有するデータを基に、2024年5月時点の全国の「中古マンション相場」の調査結果をまとめた。
坪単価をベースに70平方メートルでの価格に換算した「中古マンション価格」について、10年前・5年前・3年前・前年からの推移を、都道府県別・エリアごとにまとめている。
首都圏の主要エリアを対象として、「10年前」に比べて価格の騰落率を見ると、都県単位の第1位は「東京都」でプラス78.6%、エリア単位の第1位は「都心5区エリア(千代田・中央・港・新宿・渋谷)」でプラス94.1%だった。騰落率で「前年」と比べると、都県単位の第1位は「東京都」でプラス7.0%、エリア単位の第1位は「都心5区エリア」でプラス18.4%だった。
また、47都道府県別エリアの対象では、同様に「10年前」と比べて価格の騰落率で見ると、第1位は「新潟県」でプラス113.8%、第2位は「大阪府」でプラス81.4%だった。騰落率で「前年」と比べると、第1位は「石川県」でプラス14.7%、第2位は「香川県」でプラス11.1%だった。
