三井不動産は7月19日、マレーシアの現地法人を通じて、共同事業者の現地デベと開発を推進していた賃貸住宅「三井サービススイート ブキッ・ビンタン シティ センター」(写真)が今年9月下旬に運営を開始すると発表した。同物件は、三井不グループ初めてのサービス付き賃貸住宅事業となる。地上45階建て。総戸数は269戸で、家具・什器・備品を備え付けてある。専有面積は約67平方メートルで、間取りは1ベッドルーム(BR)~3BRを用意している。
共用施設としてプールや大浴場、サウナ、フィットネスジム、キッズルーム、ラウンジなどを設置する。日本語含む多言語対応のコンシェルジュをはじめ、部屋清掃・リネン交換(有償対応)などの充実したサービスも提供する。また、隣接する商業施設「ららぽーとBBCC」と連携したサービス提供も今後検討する。
同クアラルンプール中心市街地の大規模街づくりプロジェクト「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト内に所在する。最寄りの駅と直結し、主要ターミナルの「KLセントラル」駅まで3駅・6分の交通利便性を備える。同プロジェクト内には、三井不グループが開発・運営を行い、日系の店舗や飲食店、生活必需品までそろえている。