九州大学都市研究センター、熊本県菊陽町、三井不動産は7月19日、スポーツによるウェルビーイングなまちづくりに関する包括連携協定を締結したと発表した。同協定は16日に結んだ。三井不動産と都市研究センターは、菊陽町を舞台に日本で初めて「スポーツと住民の幸福度の相関関係を特定の指標(腸内細菌等)を用いて見える化」する共同研究を推進する。産学官の三者が連携してスポーツによるウェルビーイングなまちづくりの構築を目指す。
都市研究センターは、多くの国際機関や地方自治体、企業と連携しており、三井不動産とは2023年度に「持続可能性に資する未来型の高度産業集積に関する共同研究」を実施し、24年度に「次世代GX産業集積研究部門」を新設した。
菊陽町は、半導体企業の集積に伴う今後の経済発展や人口増加に対応するため、JR豊肥本線三里木-原水駅間の新駅設置し、駅を中心とした市街地整備を進めている。
※写真は左から三井不動産 須永部長/熊本県菊陽町 吉本町長(よし、は下が長い)/九州大学都市研究センター 馬奈木センター長