マンション・開発・経営

大和ハ 川崎・宮崎台にZEH―M Readyと低炭素住宅の45戸

 大和ハウス工業は7月19日、川崎市宮前区で開発している分譲マンション「プレミスト宮崎台RISETERRACE(ライズテラス)」(総戸数45戸)の第1期1次販売(20戸)を開始した。

 東急田園都市線宮崎台駅から徒歩7分に位置する敷地1559.26平方メートルに、54.81~83.97平方メートルの2LDK~4LDKからなる延べ4086.40平方メートルの5階建てを建設する。竣工は25年4月を予定。第1期1次販売の価格は5890万~9930万円で、最多販売価格帯は 7500万円台(3戸)。

 同社で初めて、「ZEH―M Ready」と認定低炭素住宅を同時に取得した分譲マンション。全戸の窓を二重サッシにし、高性能断熱材や複層ガラスなどを採用すると共に、床暖房をリビングダイニングと洋室(1室)に設置することで、建物全体の断熱性能と室内の快適性の向上を図った。また、エコジョーズやLED照明などの高効率設備を導入すると共に、屋上に太陽光発電システム(49.2kW)を設置することで、一般的な共同住宅と比較し一次エネルギー消費量を住棟全体で、再エネを含め50%(再エネを除いた場合は36%)削減可能とし、性能表示制度「BELS」の最高等級を取得した。

 専有部は全25プランを用意。戸別の宅配ボックスを全戸玄関横に設置したほか、専用アプリで外出先から来訪者の確認や通話、解錠が可能なインターフォンを採用した。