投資

投資用不動産など強化、ストームハーバー証券と協力 グランディーズ

 フランディーズ(大分県大分市)は、ストームハーバー証券(東京都港区)と業務協力し、投資用不動産の強化や、グループ間の相乗効果の最大化を図る。

 グランディーズは、建売住宅や富裕層向け投資用不動産の販売、中高級志向の戸建て注文住宅の建築請負などの事業を展開している。

 今回の業務協力により、更なる業績や事業規模の拡大を図り、持続的な成長の実現に向け、投資用不動産の強化などを推進する。

 実需の住宅販売価格が高止まりする中、投資用不動産は、一定の利回りに期待でき、根強い需要があると判断した。

 同社は今後、投資用不動産の開発割合を高めて保有物件数を大幅に増やし、地方都市や関東郊外エリアで供給していく。2024年12月期から2026年12月期の3年間で、1案件当たり数千万円から十数億円の投資用不動産を数件開発する。

 そのほか、既存事業の拡大や新規事業への参入を目的に、M&Aも重要な選択肢の1つに位置付けて推進する。上記の同期間の3年間で、1案件当たりの投資額5000万円から5億円で、1件から5件程度のM&Aや戦略的な提携を実施する。

 これら事業の取り組みの具体化に向け、ストームハーバー証券と協力することで、新たな不動産投資スキームやM&Aスキーム、資金調達スキームなどを考案・構築する。